Kino-Plasmat 50mmf1.5

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Lens Unit

Lens Photo

N.A.

Lens Impression
詳しいデータはありませんが、非常に重いレンズです。オリジナルのLマウントではなさそうなので、別のマウントのものを改造したもののようです。それにしては見事な造りで感心します。
Planar,Tessarの設計者であるDr.Paul Rudolphがどのような意図でこのレンズを作ったのか、いまだにはっきりとは理解ができていません。もちろん初めから収差をふんだんに織り込んだレンズを設計する訳もありません。Kinoという名前から、動画撮影を本来の目的とした設計だと思われますので、1930年のHugo Meyer社のカタログにあるような、 
「被写体に真の生命感を与える完全な色補正、2つの被写体間に立体感を与える、深度の深さとフレアの少なさで世界的な認知を得ている」
などの記述も、映画の画像を示唆しているものと思われます。
このレンズでの動画は未だ経験がありませんが、写真画像では開放で強く見られる「周辺ぐるぐる」は、むしろ動画映像に奥行きと動きを与えてくれ、絞った際に見せてくれる被写体の色素が浮き上がるような描写は、映写時の大幅な拡大映像でもきちっと鑑賞に耐える力を与えてくれたのかも知れません。
Kinoとしての描写は75mmf1.5よりはおとなしいものですが、ボケのぐるぐる、滲み方などまさしく正統派Kino-Plasmatの特徴をもっています。

2008
Cotswalds
(コッツウォルズ)
シェークスピアの故郷ストラットフォード・アポン・エイボンから、コッツウォルズを回りました。今回は日中の撮影が多かったので絞り気味の作例が多いですが、それでもこのレンズの特徴は十分出ていると思います。今回は被写体が豊富だったせいか、作例も絞りきれずに多量になってしまいました。
このレンズの味はイングランドの代表的な田舎風景にマッチしたでしょうか。
2008
Photographica
 
(フォトグラフィカ)
毎年春にロンドンで1日だけ行われる「中古カメラ市」です。画像をみてもわかりますが、東京のの物とはだいぶ雰囲気が異なりますね。しかもしっかり入場料を5ポンド(約800円)もとるのですからね。品揃えも銀座界隈のものとは異なり、いわゆる「珍品」というものはあまりなく、価格的にもそれほどのものはありませんでした。中にはまさに「ガラクタ市」的なものも。そんな中で、幸運にもオールブラックのHektor73mmを発見。しかも超破格値で、一辺にこの市の印象が変わりました。
2007
Leicester Square
(レスター・スクエア)
クリスマス時期のスクエアは夜中まで大変にぎやかです。夜の光の中でも、このレンズの特徴は変わることはないようです。むしろ点光源が増えるためか、諸収差の影響がより強調されるようです。
2007
Camden Market, Regent Canal
(カムデン・マーケット、リージェント運河)
西のノッティングヒル・ポートベロー・マーケットと相対する東のカムデン・マーケットはまさにパンクの世界。髪型・服装・男女不明など、すべてが揃っています。私のようなオヤジには極めて歩きにくいところでもあります。まず初めは全体の雰囲気から。決してきれいとは言い難い場所ですが、人の流れを見ていると非常に面白いものがあります。
このキノ・プラズマートKino-Plasmat50mmf1.5は、おそらくシネレンズを改造したものと思われますが、四隅がけられることもなく、まさにKinoの真髄といった描写を楽しませてくれます。作例はもちろん何もフィルターをかけた訳ではありません。信号の光、店のライトなどまさに「ぶっ飛んで」います。こうしたカムデン・ロックの人たちを写すのはさすがに怖いですね。それでも迫力たっぷりの老若男女が通り抜けていきます。
カムデン・マーケットからカムデン・ロックに移るあたりに、リージェント運河が流れています。西に向かうとロンドン動物園・リージェントパークを経てパディントン駅方面、東に向かうとセント・パンクラス、キングス・クロス駅方面です。キングスクロス駅はハリー・ポッターの9+3/4線で有名な駅ですね。でも今回は西にむかいました。

2007
Oxford
(オックスフォード)
場所はオックスフォードですが、LeicaのElmarit 21mmf2.8ASPHとは、レンズが変わると絵もこうも変わるかという感じですね。ピントもどこに来ているのかなかなか特定できません。一眼レフだと大変だと思いますが、レンジファインダーはそこは楽ですね。それでも時々外れるのは、レンズが変化しているとしか思えません。
1枚目はこれから楽器の演奏をしようとしているところのようです。相変わらず周辺はグルッと回っていますが、かえって中世っぽい雰囲気を乗せてくれています。もうすこし粘ってランタンにライトがつくくらいだともっと雰囲気でるのでしょうが、そこまでは滞在できませんでした。
2007
Spring is coming
(春の気配)
開放のぐるぐるボケはまさにKino-Plasmatの典型ですが、絞った描写ではその特徴はほとんど消失しますね。絞った描写の中でKinoの特徴を見つけるのはかなり困難です。やはり開放近くで使用しないとこのレンズの価値は埋もれてしまうと思います。
2006
Shinjuku,Tokyo
(新宿)
試写して画像は確かめてはいたものの、やはりこれだけのレンズは実際撮って見ないとかなり不安です。ということで何枚かさらに撮りました。・・・・・・ Kinoの画像が出てきたので、「ほっと」一安心です。またどこかで標準レンズ比較やんなくちゃ。

Photos with Kino-Plasmat 50mm

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