Kino-Plasmat 75mmf1.5

Lens Data

Lens Unit

Lens Photo

発売 1931年ころ
レンズ構成 4群6枚
最短撮影距離 1m
重量 816g(with food)
679g(without food)
フィルター径 58mm?

Lens Impression
Tessar、Planarを発明したDr.Paul RudolphがZeiss社を退社した後に、第一次世界大戦後の超インフレで財産をなくし、当時中堅メーカーであったHugo Meyer Goelritz社に入社して設計したのがPlasmatレンズ。その中でKino-Plasmatはもっとも明るい高速レンズであるとともに、もっとも癖の強いレンズ。その中でももっとも入手困難な個体がこの75mmf1.5といえます。
ライカマウント、ごく少数のコンタックスマウントを含めて、いくつかのタイプがある(1本1本、ほんの少し何かが異なる)ようですが、詳細は不明。
そして、ライカマウントのこのレンズを一目見たことが、このレンズ沼への入り口。本当に本当に無理して手に入れましたが、実物の存在感は写真などとは比較にならない。持ってみると想像以上に重いが、このレンズならではの描写はまさに「絵」を作る感覚で、1度魅せられたら、重さなどは全く苦にならない。

2008
Hydepark
(ハイドパーク)
ほぼ1年半ぶりにKino-Plasmat75mmを取り出しました。M8に装着してほぼ100mmくらいの焦点距離は非常に使いやすいですね。1段目は絞った作例が多いですが、非常にコントラストの高い画像は、開放とは大違いの「期待はずれ」さですね。2段目以降は開放とf8の比較を中心に並べています。比較してみてください。
2006
Daikanyama,Tokyo
(代官山)
Kino-Plasmat75mmは結構重いのと貴重品なのであまり外でごりごり使いにくいレンズですが、オフ会で持ち出したので何回かに分けて写りをごらんいただければと思います。
とにかく、ピントがあわせにくい、クリアに出てみたり、ボケの嵐になったりと、暴れまくりのレンズですが、これがまた可愛らしさに思えるのが不思議です。

2006
Bon-odori
(盆踊り)
夕方、どこからか東京音頭が聞こえてきました。こういうときにはNOKTONでも引っ張り出すのが、写り・機材両面での安全性を考えたら常道かもしれませんが、滲みのひねくれ者はkino-plasmat75mmを1本だけ持って出陣です。
(右から1枚目)すべて開放ですが、白熱電球の盛大な滲みに較べて人物の表情は予想以上にきっちりと写ってくれました。右に浮かび上がる少年の姿も雰囲気だしてくれていると思います。

(左から1枚目)少女のすぐ頭上に白熱電球があるのでフレアが大きく出ています。でもこれも表情の出方はすっきりしていると思います。
(子供たち)これはまるで絵画です。これだからKino-Plasmatはやめられません。
2006
at Angyo,Saitama
(埼玉県安行)
まるで夏のような日差しでしたね。午前中にこのブログのメインであるkino-plasmat75mmf1.5を久しぶりに持ち出しました。
すべてf8.0くらいに絞ると、このレンズの開放とは全くことなるシャープな描写になります。ぐるぐるボケは開放の真骨頂で、今回の作例にも非常にはっきりと出ていますね。。
2006
at Omotesando Hills
(表参道ヒルズ)
(右から4、5枚目)う〜ん、なんと甘〜い写りなんでしょうか。「ぐるぐるボケ」は多々あるけれど、こういう単純化した被写体を写すとたまりません。こちらはなんと言っても花びらと茎の滲み具合に尽きます。何度見ても見飽きない絵だと思っています
2005
at Daishi temple(大師)

2005
at Ueno(上野)

これも試し撮りに近いですが、一番左の写真なんかはほんとうに絵ですね。

2005
at garden (庭)

ためし撮りです。ぐるぐるが盛大に出ますね。

Photos with Kino-Plasmat 75mm

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