Kinoptik Paris 100mm f2.0

Lens Data

Lens Unit

Lens Photo

発売 1956年
構成 4群6枚
(以下はアルパマウントのデータ)
最短撮影距離 0.8m
サイズ 85mm×120mm
重量 830g
フィルターサイズ 特殊

Lens Impression
かなり重いレンズですが、存在感は抜群のレンズ。作例にもあるように、ピントのあった部分の描写とボケの部分の描写が全く異なったものに写ります。ボケはKino-Plasmatほどぐるぐるにはなりませんが、なんと言うか「ざわざわっとした」不安げな気分にさせる感覚があります。

2007
Borough Market, Thames River
(バラ・マーケットとテムズ)

Kinoptikの代表的なレンズで、ALPAマウントが有名ですが、私のレンズはニコンマウントになっています。それをアダプターつけて5Dでの使用です。
開放での滲みと、ざわざわと心を揺さぶるようなボケが特徴ですが、f5.6くらいに絞ってやると非常にシャープに様変わりします。このあたりはKinoptikの50mmf2とよく似ています。
今回はBorough Marketに行って来ました。バラ・マーケットと呼ばれる食材専門の市で週末に開かれます。日本のガイドブックにもバラと書いてあるのですが、駅を降りて英国人にそう言っても通じませんでした。で、ボァロウと発音したら見事にわかってくれました。
絞った画像のすっきりさもすばらしいですし、開放での滲み・ボケは相変わらずですね。

2006
working neighborhood
(近所を散歩)

やはりおフランスの味が売り物だけあって、炎天下に写した被写体もなんとなく涼しげに写るような気がします。ボケ味もおいしそう。
(左から2枚目)東京下町だというのに、道端にゴーヤが生えておりました。まだちょっと若いですが、おいしそうです。このレンズだと瑞々しさがでますね。
(右から3枚目)ボケが流れてますね。日向と日陰が真っ二つの絵柄ですが、日陰の葉っぱの描写はいいですね。
(右から2枚目)まちがいなくKinoptikですが、この写真の葉っぱのボケはMacro-Switar 50mmf1.8と非常によく似ています。

2006
Toneri Park
(都立舎人公園)

被写体までそれなりに距離感があるので、花などの写真に比べてKinoptik100mmの滲みとボケの特徴が判別しやすいと思います。
できるだけ開放で撮りましたので、こちらの作例ではハイライトの滲みは前ボケ、ピント位置ともかなりはっきりと現れています。バックのぐるぐるもそこそこはっきり見えますね。

2005
botanical garden
(生物館)

全体としてあっさりとした色のりが特徴的に写りました。温室という光線条件がさせたものかも知れません。この作例では予想より滲みは少ないようです。

Photos with Kinoptik 100mm

home