| mm |
Type |
Name |
Year |
Data |
Lens Unit |
Photo |
RMKS |
| 50mm Lens |
| 50mm |
Original |
エルマックス
Leitz Anastigmat/Elmax 50mmf3.5 |
1924-25 |
構成:3群5枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
設計:Max Berek
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|
レンズデザインは基本的にライツ社(Max Berekのオリジナルであるが、基本構成がDr.RudolphのAnastigmatのpatentにかかるため、当初はLeitz
Anastigmatと命名、後にErnst leitzとMax Berekを組み合わせた「Elmax」となる。 |
| 50mm |
テッサー型
Tessar |
エルマー
Elmar 50mmf3.5 |
1925-61 |
構成:3群4枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:A36 |
|
|
ガラス素材の進化と、光学計算手法の進歩により、よりシンプルな構成(テッサー型)での発売となった。当初はC.P.ゲルツ社のガラスを使用していたが、後にショット社のガラスに変更となり、それにあわせて若干鏡胴が延長されている。
Lマウントは1959年まで、Mマウントは61年まで製造された。 |
| 50mm |
Original |
ヘクトール
Hektor 50mmf2.5 |
1931-48 |
構成:3群6枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:A36 |
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|
3群のすべてが2枚貼り合わせという、レンズ史の中でも極めて独創的なレンズであり、現代では作られていない形式。ぜひ後世に伝えて行きたいレンズである。
描写はエルマーに比べると軟調であり、逆光になるとさらに顕著になる。一方コントラストの中間帯での階調は豊富といわれている。 |
| 50mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズマール
Summar 50mmf2 |
1933-40 |
構成:4群6枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:A36 |
|
|
ツァイスのベルテレ設計のSonnar 50mmf1.5/f2、Tessar50mm f2.8/f3.5に対抗すべく、1933年にスローシャッター搭載のライカV型の発売に合わせて作られた大口径レンズ。
ツァイスに対抗して、変形ガウス型で作られたが、コーティング技術が未熟であったため、ガラス反射面がゾナーより多いこのレンズは、開放時のフレアの多さを指摘されたが、現在でもコンディションの良好なものは非常に味わいのある描写をする。 |
| 50mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
クセノン
Xenon 50mmf1.5 |
1936-50 |
構成:4群6枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:41mm |
|
|
Schneider社の設計。英国と米国ではこのレンズデザインに関する特許がTaylor Taylor Hobson社にあったため、その刻印が入っている。
ズマールがゾナー50mmf2への対抗とすれば、このレンズはゾナー50mmf1.5への対抗で作成されたが、やはりこの変形ガウス型はまだ反射面の多さ(Xenonでは10面−ゾナーは6面)によるフレア(開放でのソフト描写といったほうが適切?)が残っていた。一方、絞るとかなりカリカリの写りになる。 |
| 50mm |
Original |
ズミタール
Summitar 50mmf2 |
1939-55 |
構成:4群7枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:36.5mm |
|
|
あまり評判のよくなかったズマールの光線伝達性と色特性と改善したレンズで、変形ガウスのさらに変形ともいえるが、最前群の貼り合わせなど、独自の設計に勝手に分類した。レンズ構成からはヘクトールHektor
50mmとの関連も想像される(上図参照)。
当時としてはかなりの大口径であったが、開放の適度に抑えられたフレアなど独特の美しい描写をする。 |
| 50mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズマリット
Summarit 50mmf1.5 |
1949-60 |
構成:4群6枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:41mm |
|
|
Schneider社の特許が切れたことにより、Xenonをズマリットと名称変更したもの。レンズ構成は全くXenonと同一である。まだ英語圏でのTaylor
Hobson社の特許は残っていたため、一部のレンズには依然としてその刻印が残る。 |
| 50mm |
Original |
ズミクロン
Summicron 50mmf2 |
1953-68 |
構成:6群7枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:39mm |
|
|
ズミタールの接合面を剥がして間に空間を挟みこんだ(空気レンズLuftlinsenと呼ばれている)極めてユニークな構成。以前であれば、反射面の多さが障害となって、相当なフレアに悩まされたはずであるが、コーティング技術の発展により、解消されている。ある意味レンズ面反射の束縛から史上初めて解放されたレンズと言っていいかも知れない。固定鏡胴タイプは同じレンズ構成ながら、ここのガラス形状が若干異なっている(らしい)が、ここでは同じ分類にした。
描写のクリアさは、それ以前のライツ標準レンズとは一線を画しており、一方その中に時代も感じさせる温かみがあるところが、現行レンズとは違ったまさにエポックメイキングなレンズとしての風格がある。
ズミクロンは1969年以降の第二タイプからは変形ガウス型に変身しており、描写の良し悪しは別として、注意が必要である。 |
| 50mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズミクロン
Summicron 50mmf2 |
1969-79 |
構成:5群6枚
写角:45度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:39mm |
|
|
変形ガウス型で設計し直された第二世代のズミクロンである。レンズ構成は5群6枚とシンプルな構成になっており、また最短距離が0.7mに短縮され、使いやすくなっている。ピントレバーはこの世代にはついていないのが特徴のひとつ。 |
| 50mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズミクロン
Summicron 50mmf2 |
1979-
|
構成:4群6枚
写角:45度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:39mm |
|
|
1979年にかなりコンピューターによる工学設計を取り入れて再設計された。基本タイプは変形ガウス型を踏襲しており、4群6枚とさらにシンプルな構成になっている。重量も195グラムとかなり軽量化が進んでいる。
レンズ外観は何度か変更されている(1994年発売時には外観の変更だけで45グラム重要が増加し、240gとなっている)が、レンズ構成は現行まで引き継がれている。 |
| 50mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズミルックス
Summilux 50mmf1.4 |
1959-65
|
構成:5群7枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:43mm |
|
|
レンズ構成はXenonとSummaritとほとんど同一と思えるほどだが、個々のレンズの形状は異なっている。描写はXenonと比べクリアさを増しているが、まだハイライト部分では味わいのあるフレアが出る。
600本以下のスクリューマウントも存在している。(1960年に製造された)
また、160万番台の数百本にはローレットの刻みが逆(山部分)のものも作られているが、理由はよくわからない。 |
| 50mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズミルックス
Summilux 50mmf1.4 |
1966-04 |
構成:5群7枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:43mm |
|
|
1966年にまったく新しいレンズ構成で設計し直された後期型。初期型のハイライトの滲みはほぼ解消されているが、決して硬い描写ではなく、階調豊かである。コーティングは年代毎に変更されているようだ。
Contax RTS用のPlanar50mmf1.4及びLeica SummiluxR50mmf1.4と似たレンズ構成であるが、最後部が貼り合わせになっているところが異なる。
参考:CONTAX RTS用Planar50mmf1.4 |
|
| 50mm |
Original |
ズミルックス
Summilux 50mmf1.4ASPH |
2004- |
構成:5群8枚
写角:45度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:43mm |
|
|
Summicron50mmの7枚玉やSummilux35mmなどで採用された7枚構成n変形ガウス型(標準的な変形ガウスの第3群の前に1枚メニスカスを追加した形)をベースに、最後群については、それまでの非球面レンズで採用された凹レンズの貼り合わせに変更した形となっているユニークな構成である。
描写の鮮鋭さについては評判が高い。 |
| 50mm |
テッサー型
Tessar |
エルマー
Elmar 50mmf2.8 |
1957-74 |
構成:3群4枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:A36 |
|
|
エルマー標準レンズの伝統である、純テッサー型を継承している。Lマウントは1962年までの短期間、Mマウントは1974年まで製造された。 |
| 50mm |
テッサー型
Tessar |
エルマー
Elmar 50mmf2.8 |
1995- |
構成:3群4枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:A36 |
|
|
初期型の生産終了後約20年以上たって再発売された。レンズ構成は基本は同じであるが、個々のガラスの形状は異なっているようだ。近代設計レンズであるだけ、軽量な中で、非常にシャープな写りをする。 |
| 50mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ノクチルックス
Noctilux 50mmf1.2 |
1966-75 |
構成:4群6枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:series 8 |
|
|
オリジナルのガウスタイプに近い変形ガウスで、レンズ構成図からはズマールとの近似性が強い。
やはり手磨き非球面の効果は絶大で、このレンズの描写はクリアさ、ボケの素直さ、なだらかさなど、特筆すべきレンズである。 |
| 50mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ノクチルックス
Noctilux 50mmf1.0 |
1976- |
構成:6群7枚
写角:45度
最短撮影距離:1m
フィルター:E58,E60 |
|
|
1976年にf1.2と交代。はじめはフィルターサイズE58の外付けフード、次にE60の外付けフード、E60のフード内臓と3世代が存在する。E58のものが生産台数が最も少ない。描写は素晴らしく、抜けのよさ、ボケのくせの少なさなどでは非球面のf1.2を上回るが、ディテールの解像度と2線ボケ傾向という側面ではf1.2のほうが優れている。 |
| 50mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズミクロン R
Summicron R50mmf2 |
1964-76
|
構成:5群6枚
写角:45度
最短撮影距離:0.5m
フィルター:Y+M44リング |
|
|
レンズ構成は変形ガウス型だが、それ以前のライツの標準レンズのいずれともやや異なっている。前群が貼り合わせになっていない部分は4枚と3枚の違いはあるものの、初期型ズミクロンの特徴を継承していると言える。
この形式はその後の「優秀レンズ」の基本形とも言えるもので、ノクチのf1.0、ツァイスのRTSプラナー50f1.4(上図)にも引き継がれている。
従ってこのレンズの描写は非常に優秀であり、最近特に評価が上がっているようで、Rレンズであればこの初期型という指名買いも多いようだ。 |
| 50mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズミクロン R
Summicron R50mmf2 |
1976-
|
構成:4群6枚
写角:45度
最短撮影距離:0.5m
フィルター:Z or
E55 |
|
|
初期型の340グラムに対し、250グラムと軽量化されている。レンズ構成は4群6枚の標準的な変形ガウス型で、ズマール50、ノクチf1.2とほぼ同じ形式である。この後期型は実写経験がないので、初期型との描写の違いなどは不明。 |
| 50mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズミルクス R
Summilux R50mmf1.4 |
1969-
|
構成:6群7枚
写角:45度
最短撮影距離:0.5m
フィルター:Z or
48mm(前期)、E60(後期) |
|
|
同じレンズ構成で2つのタイプがあるが、前期のものはズミクロンR50の初期玉同様レンズ先端が細くなっており、フードも別付になる。後期のフードは内臓で便利だが、ほとんど実際の役には立たない。
レンズ構成は前群に空気間隔のある変形ガウス型だが、ツァイスのRTSプラナー50mmf1.4とほとんど同じ構成である(上図)。当WEBの「レンズ比較」を参照するとよくわかるが、この両者の実際の描写もボケの出方まで非常に似ているのは、このレンズ構成から来ているのかもしれない。
発売時期からするとズミルックスのほうが設計は早いわけであるが、さらに遡る1958年のContarex用のプラナーは前群が貼り合わせのほぼ同型のレンズ構成であり、さらにその構成は1936年発売のXenon50mmf1.5と共通するデザインであるなど、ライカ・ツァイス両社の改良合戦が垣間見えるようで面白い。

Contarex Planar55mmf1.4 |
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| 35mm Lens |
| 35mm |
テッサー型
Tessar |
エルマー
Elmar 35mmf4.5 |
1935
|
構成:3群4枚
写角:65度
最短撮影距離:1.75m
フィルター:不明 |
|
|
試作レンズ。Leitz Musiumに1個現存する。105gと非常に軽い。 |
| 35mm |
テッサー型
Tessar |
エルマー
Elmar 35mmf3.5 |
1930-50
|
構成:3群4枚
写角:65度
最短撮影距離:1m
フィルター:A36 |
|
|
1930年にT型に標準化されない形で装着され、翌31年から交換可能の標準化レンズとして商品化された。33年まではニッケル仕上げでその後はクロームになっている。
開放ではややフレアがかかったやわらかい描写であるが、絞ると逆にカリカリになると言われている。 |
| 35mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズマロン
Summaron 35mmf3.5 |
1946-60
|
構成:4群6枚
写角:64度
最短撮影距離:1m
フィルター:A36(前期)、39mm(後期) |
|
|
エルマーのテッサー型から変形ガウス型で設計し直されたズマロンだが、開放f値は3.5と同じ明るさのままであり、開放から非常に整った描写をする。
Mマウントになって、鏡胴のデザインはモダンな形に変更されたが、レンズ構成は同一である。M3用にメガネ付きのものも存在する。 |
| 35mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズマロン
Summaron 35mmf2.8 |
1958-74
|
構成:4群6枚
写角:64度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:E39 |
|
|
開放のときのハイライト部分の滲みとピント部分のクリアな描写を併せ持った描写のレンズである。解像度などはf3.5のほうがよいと言う声も多い。
レンズ構成は同じであるが、製造番号160万番台にはコーティングがブルーのものがあり、他のものよりも解像度が高いとか、開放における微妙な滲みがいいとか言われている。私自身も、過去ブルーコーティングを1本持っていたが、それほどの違いは感じられなかった。 |
| 35mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズミクロン
Summicron 35mmf2.0 |
1958-69
|
構成:6群8枚
写角:64度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:E39 |
|
|
有名な8枚玉。変形ガウス型であるが、中心に向かい合わせの2枚を追加した複雑な構成となっている。ドイツ製とカナダ製がある。中古価格は無論ドイツ製のほうが高価であるが、性能の違いはないといっていい。描写はクリアな中にいわゆる滲みとは異なる柔らかさも兼ね備えており、いいレンズである。
M3専用のメガネ付きもあり、こちらは最短撮影距離が0.65mと5cm短くなっている。Mマウントだけでなく、M/Lマウント(1958-63年、約600本)、Lマウントなども存在する。製造開始はズマロン35mmf2.8と同じ58年であるが、ライツ社がなぜ同年に明るさのことなる2種類のレンズを発売したかは不明。 |
| 35mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズミクロン
Summicron 35mmf2.0 |
1969-79
|
構成:4群6枚
写角:64度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:E39 |
|
|
標準的な変形ガウス型に設計変更された。前期の絞りツノ付きと後期のツノ無しが存在するが、外観は全てブラッククローム仕上げである。ドイツ製とカナダ製があるが、ドイツ製は非常に少ない。 |
| 35mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズミクロン
Summicron 35mmf2.0 |
1979-97
|
構成:5群7枚
写角:64度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:E39 |
|
|
8枚玉と6枚玉の中間というようなレンズ構成で、どういう発想・計算でこの構成が選ばれたのか、判断に苦しむところ(カナダライツ設計)。新レンズの採用などによりコントラストと解像力が向上しており、それに最適な構成が計算されたものと思われる。1988年以降はドイツで製造されている。
極初期のものにスクリューマウントのものがあるらしいが本数などは不明。 |
| 35mm |
Original |
ズミクロン
Summicron 35mmf2.0 ASPH |
1997-
|
構成:5群7枚
写角:64度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:E39 |
|
|
レンズ構成はズミルクス35mmf1.4aspherical(前期型、90年)から採用された前面と後面双方に凹レンズを配する独特の構造で、絞り直後の第3群前面に非球面が採用されている。
収差がほぼ完全に補正され、開放から安定したクリアな写りであるが、旧ズミクロンにあった開放での柔らかな描写、絞ったときのリジッドに変化していく面白みが感じられないという意見もある。 |
| 35mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズミルクス
Summilux 35mmf1.4 |
1961-89
|
構成:5群7枚
写角:64度
最短撮影距離:1.0m(メガネ付き65cm)
フィルター:シリーズZ、E41 |
|
|
元祖滲みレンズ。
レンズ構成はズミクロンの7枚玉とほぼ同じ7枚構成で、このレンズをベースにズミクロンの3代目が設計されていることがわかる。
外観は何度か変更されており、@初期型(無限遠ストッパーあり、白・黒)、A初期型メガネ付き(最短65cm)、B後期型ストッパーあり(メガネ付き・なし)、C後期型ストッパーなし、などがある。
写りは初期型がもっとも開放での滲みが強いと言われている。 |
| 35mm |
Original |
ズミルクス
Summilux 35mmf1.4Aspherical |
1990-94
|
構成:5群9枚
写角:64度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:E39 |
|
|
1990年にライツ第二弾の非球面レンズとして発売された。第一弾のノクチルクス50mmf1.2とこのレンズが手磨きといわれている。非球面レンズは第2群と第5群の前面の部分に使用されている。最前群と最後群を凹レンズにしたこの構成は、このレンズが最初であり、その後ライカの非球面レンズで多用される。
ノクチ同様量産が不可能であったため、生産本数が極めて限定され、中古価格も非常に高値となっている。
鮮鋭な描写の中に素直でなだらかなボケ方を重ねもった優秀なレンズである。 |
| 35mm |
Original |
ズミルクス
Summilux 35mmf1.4ASPH |
1994-
|
構成:5群9枚
写角:64度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:E39 |
|
|
前期型の非球面レンズと非常に似たレンズ構成となっているが、3群と4群は大きく異なっている。非球面レンズはプレス加工されたもので、第3群の前面に使用されている。描写に関しては手磨きとの違いはほとんどないと言われている。また手磨きに比べ、個体差が少ないことも安心して使用できる要因となっている。 |
| 35mm |
Original Retrofocus |
ズミクロン R
Summicron R35mmf2.0 |
1972-76
|
構成:7群9枚
写角:64度
最短撮影距離:0.3m
フィルター:シリーズZ、E48 |
|
|
非常に複雑な構成のレトロフォーカス型で、なんと9枚構成である。従って、重量も525グラムと非常に重く、Mレンズの3倍近い。ただし写りは非常によく、カメラ雑誌のMレンズとの比較でも、Rレンズの評価が高かった記憶がある。
特筆すべきは最短撮影距離の30cmで、このレンズの万能性を大きく高めている。 |
| 35mm |
Original Retrofocus |
ズミクロン R
Summicron R35mmf2.0 |
1976-
|
構成:6群6枚
写角:64度
最短撮影距離:0.3m
フィルター:シリーズZ、E55 |
|
|
最短撮影距離など、前期型の利点は継承しているが、レンズ構成は全く別物と言っていいほど異なっている。大きな特徴は第2群の分厚いレンズと、構成中に貼り合わせレンズが全くないことである。
ただ、このレンズも描写は非常に優秀である。 |
| 35mm |
Original Retrofocus |
エルマリート R
Elmarit R35mmf2.8 |
1964-74
|
構成:5群7枚
写角:64度
最短撮影距離:0.3m
フィルター:シリーズY |
|
|
初期型のこのレンズはSummicron R50mmf2.0と共通部品が多く、形も非常によく似ている。後に発売されたSummicron R35mmにも劣らない描写であり、レンズの重量も比較的軽量ではあるが、それでも410gと、Mレンズとは比較にならない。 |
| 35mm |
Original Retrofocus |
エルマリート R
Elmarit R35mmf2.8 |
1974-79 |
構成:6群7枚
写角:64度
最短撮影距離:0.3m
フィルター:シリーズZ |
|
|
レンズ構成、外観ともに変更された2ndタイプである。鏡胴はElmarit R28mmとの共通部品が多いと言われている。その後のNew generationに致る以前の過渡期的作品とも取れる。 |
| 35mm |
Original Retrofocus |
エルマリート R
Elmarit R35mmf2.8 |
1979- |
構成:6群7枚
写角:64度
最短撮影距離:0.3m
フィルター:E55 |
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R3の発売(1976)にあわせて、Rレンズの外観がNew generationというものに変更されていったが、その直後に変更・発売されたレンズ。Computerによる新設計と言われているが、レンズ構成は2ndタイプと変わっていないように思える。 |
| 28mm Lens |
| 28mm |
Original |
ヘクトール
Hektor 28mmf6.3 |
1935-55 |
構成:3群5枚
写角:76度
最短撮影距離:1m
フィルター:A36 |
|
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50mmと73mmのHektorの発売が双方とも1931年であり、その僅か4年後に発売された「超広角レンズ」である。レンズ構成は前2レンズが2枚-2枚-2枚の3群6枚構成であるのに対し、このレンズは2-1-2の5枚構成となっている。前玉より後玉が大きく、あたかもHektor73mmを逆にしたような構成にも見える。発売初期にはクローム仕上げとノンクローム仕上げがあったが、後にはクローム仕上げのみになっている。 |
| 28mm |
変形ガウス型
modified Gauss |
ズマロン
Summaron 28mmf5.6 |
1955-63 |
構成:4群6枚
写角:76度
最短撮影距離:1m
フィルター:A36 |
|
|
僅か8年の間に6,228本が生産された。当時の「超広角レンズ」として「ダブルガウス型」という非常に珍しい構成での設計である。距離計の深度目盛りが赤字であることから「赤ズマロン」とも呼ばれる。クローム仕上げのみ。少ない生産量の中で、前期のメートルのみ表示のものと、後期のメートル/フィート表示の2種類がある。またこのレンズの専用フード「SOOBK」が非常に珍しく、美品だとレンズ本体価格と遜色ない値札がついていたりする。このレンズも後玉のほうが大きい。 |
| 28mm |
Original |
エルマリート
Elmarit 28mmf2.8 1st |
1965-72 |
構成:6群9枚
写角:76度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:48mm、シリーズZ |
|
|
スーパーアンギュロンに代表される前後対称型で、レトロフォーカスではない。この1stタイプがWetzlerデザインで、2ndタイプがカナダデザインであるが、1stタイプも製造は両方のものがある。。非常に複雑なレンズ構成であり、9枚というレンズ枚数の多さから、「9枚玉」とも言われる。 |
| 28mm |
Original |
エルマリート
Elmarit 28mmf2.8 2nd |
1972-79 |
構成:6群8枚
写角:76度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:48mm、シリーズZ |
|
|
M5やCLの露出計へのダメージを避けるために、レトロフォーカス型に設計し直されたとは言われているが、いわゆるアンジェニューのレトロフォーカスとは全くレンズ構成は異なっており、「対称型の発展形」と考えられる。そのため?であろうか、LEITZ
Canada設計ということであろうか、1stの陰に隠れてあまり話題に上らないレンズとなっている。設計上も対称型の後部をいじった形になっているためか2線ボケのきつさなどを指摘されることもある。
angenieux28mmf3.5 |
|
| 28mm |
Retrofocus |
エルマリート
Elmarit 28mmf2.8 3rd |
1979-93 |
構成:6群8枚
写角:76度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:48mm、シリーズZ |
|
|
コンピューターによる設計により、大幅にデザインが変更され、本来のレトロフォーカス型に近くなった。低屈折率ガラスなど新素材の採用、コーティング技術の進展などにより開放からクリアな写りを示してくれる。 |
| 28mm |
Retrofocus
/Original |
エルマリート
Elmarit 28mmf2.8 4th |
1993-2006 |
構成:7群8枚
写角:76度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:46mm |
|
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最前列をフラットにし、後部レンズを分離させた独特の構造。ただ、構成図を眺めると2ndともやや似ている部分があり、レトロフォーカスと対称型の中間的とも考えられる。3代目よりさらにクリアさを増していると言われているが、まだ実際試したことはない。 |
| 28mm |
Original |
エルマリート
Elmarit 28mmf2.8 ASPH |
2006- |
構成:6群8枚
写角:76度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:39mm |
|
|
4代目のレンズ構成を踏襲しているが、より対称型に近くなっており、オリジナルのレンズデザインに戻っていると判断できる。180gという驚異的な軽量化で使い勝手はかなりよさそう。 |
| 28mm |
Original |
ズミクロン
Summicron 28mmf2 ASPH |
2006- |
構成:6群8枚
写角:76度
最短撮影距離:0.7m
フィルター:39mm |
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これも非常に独特のレンズ構成となっている。ライカ28mmレンズの系統というよりも、明らかにSummicron 35mm ASPHなどの、最新のASPHレンズの基本構成を28mmに拡大したもの。 |
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