Lumix G1 modified for C mount

Camera Data

Camera Photo

カメラ有効画素数 1210万画素
撮像素子 4/3型Live MOSセンサー 総画素数1306万画素、原色カラーフィルター
ISO感度 オート/インテリジェントISO/100/200/400/800/1600/3200 1/3EVステップに変更可能 P/A/S/Mモード時にはオートのISO感度上限設定可能(200/400/800/1600)
ホワイトバランス オート/日陰/晴天/曇り/白熱灯/フラッシュ/ホワイトセット1・ホワイトセット2/色温度設定(2500K-10000Kの間で100K単位)/ホワイトバランス微調整(2軸方式)、ホワイトバランスブラケット
撮影モード インテリジェントオート/プログラムAE(P)/絞り優先AE(A)/シャッター優先AE(S)/マニュアル露出(M)/プログラムシフト(Pモード時)/カスタム/シーン(夕焼け/パーティ/赤ちゃん1・2/ペット)/アドバンスシーンモード〈人物/風景/スポーツ/夜景&人物/クローズアップ〉
露出補正 1/3EVステップ、-3〜+3EV
測光方式 マルチ測光(144分割)/中央重点測光/スポット測光(全画面の約2.7%)
フィルムモード カラー(スタンダード/ダイナミック/ネイチャー/スムーズ/バイブラント/ノスタルジック)、白黒(スタンダード/ダイナミック/スムーズ)、MY FILM1・2登録可能/マルチフィルム(最大3種類撮影可能)
記録画素数 [4:3] 4000×3000(L)、2816×2112(M)、2048×1536(S) [3:2] 4000×2672(L)、2816×1880(M)、2048×1360(S) [16:9] 4000×2248(L)、2816×1584(M)、1920×1080(S)
画質モード(クオリティ) RAW※3/RAW※3+ファイン/RAW※3+スタンダード/ファイン/スタンダード
シャッター 形式 フォーカルプレーンシャッター シャッター速度 60〜1/4000 秒、B(バルブ 最長約4分)
内蔵フラッシュ TTL調光内蔵フラッシュ GN 11相当(ISO100・m)、手動ポップアップ方式 フラッシュ同調スピード 1/160 秒以下
ファインダー 方式 フィールドシーケンシャルカラー方式カラー液晶ビューファインダー(約144万ドット相当) 視野率 約100% 倍率 約1.4倍(35mm判換算:約0.7倍)(−1m-1 50mm 無限遠時)
再生モード 30画面再生、12画面再生、カレンダー検索、ズーム再生(最大16倍、ページ送り可)、スライドショー、画像回転表示、横縦比変換、DPOFプリント設定、プロテクト設定、お気に入り設定、リサイズ、トリミング、撮影情報表示、再生画像ヒストグラム表示、ビエラリンク(HDMI接続時)
記録メディア SDHCメモリーカード/SDメモリーカード/マルチメディアカード
充電時間(付属バッテリーパック) 約155分
撮影可能枚数* CIPA規格※6:
約330枚(液晶モニター撮影時、付属レンズ(14-45mm/F3.5-F5.6)、付属バッテリーパック)
約350枚(ファインダー撮影時、付属レンズ(14-45mm/F3.5-F5.6)、付属バッテリーパック)
外形寸法 幅約124mm×高さ約83.6mm×奥行約45.2mm(本体のみ、突起部を除く)
質量 約385g(本体)
約635g(DMC-G1KおよびDMC-G1Wに付属の交換レンズ14-45mm、バッテリー、メモリーカード含む)
約819g(DMC-G1Wに付属の交換レンズ45-200mm、バッテリー、メモリーカード含む)
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Camera Impression

本体重量わずか385グラムという驚異的?な小型軽量一眼カメラ。
ミラーがないことから、フランジバックが短く、ライカマウントレンズはじめ従来は他のカメラには装着が不可能であったレンズが、アダプターを介することでTTLで使用可能。
Cマウントはバックフォーカスの深さがマイクロフォーサーズより短いため、Cマウントレンズを装着するためにはレンズがマウントより数ミリ中に入り込む必要がある。
一方、このカメラのシャッターは従来の一眼レフに比べて大幅にマウント前面に近いところに設置されており、Cマウントへの変換部品をあまり深い位置に配置すると、レンズ後部とシャッターが干渉してしまう可能性がある。

写真のカメラは、それらを勘案しながら、かなりぎりぎりの位置にCマウント変換部品を装着したもの。
当初はカメラ内にアルミ板で土台を作成してから、マウント変換リングを装着し、場合によってもとのマウントに戻せるように考えたが、実際に試して見ると、全くバックフォーカスに余裕がなく、直付けでも一部レンズでは無限が取れないことが判明し、結局直付けしてしまった。

Cマウントレンズは、想像以上に個々のレンズのフランジバックが異なっている。手持ちのレンズの状況は下記の通り。
Cマウントの規格はネジの口径・ピッチなどのみが厳守されて、フランジバック長はカメラ側の都合で適当に設定された可能性が高い。
 @Dallmeyer 1inch f0.99 無限位置→10mくらいまで。
 ASOM Berthiot 1inch f0.95 無限位置→4mくらいまで。
 BCarl Meyer 1ich f0.95,Angenieux 1inch f0.95, Cook Ivotar 2inch f1.4 ほぼ無限可能。
 CKinematograph 2inch f1.9, Kinoplasmat 15mmf1.5 無限位置→2mくらいまで。

写真は、一段目が改造したマウントの様子、2,3段目はSOM Berthiot 25mmf0.95、Dallmeyer 25mmf0.99を装着した場合の状態。あまり違和感なくCマウント大口径レンズが収まっている。
マウントを改造しても、カメラ本体には全く手をつけていないため、フォーカスエイド、ストロボオートなどの機能は問題な作動する。

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